教室・自然いろいろブログ2007-2009

グループ彩雲の活動記録と自然観察ブログ

冬越し

イメージ 1
森の家周辺を歩いていて1枚目の画像のような木くずが落ちているのを目にしました。
上を見上げると・・タイワンリスがわき目もふらず食事中。あわれこの木は樹皮をかじられ白い肌がでてしまっていました。
木の実が見当たらなくなる真冬、どの部分を食べているのかわかりませんがこのように飢えをしのいでいるようです。
リスにとってどの木でもいいわけではないようで、カエデ類やカラスザンショウのようなミカン科の樹木がねらわれているようです。

寒さや乾燥や害虫から樹木を守る表皮を剥かれてしまっては・・広く被害にあった樹木は立ち枯れていくでしょう。
3枚目にある塊はおそらくリスの巣。係の方によって撤去も検討されているようですが、効果はいかほど?
植生被害が広がれば、丹沢の鹿のように駆除されてしまう日がくるのでしょうか。