教室・自然いろいろブログ2007-2009

グループ彩雲の活動記録と自然観察ブログ

2008-01-01から1年間の記事一覧

大晦日も散歩

2008年最後の今日も晴天!掃除もそこそこにやっぱり散歩です。近くの川を通りかかるとやけに生き物が集まっているコーナーがありました。手前からアオサギ、マガモ、コサギ、カワウ、川のなかではミシシッピーアカミミガメと鯉が泳いでいます。この場にカモ…

小春日和

森の中にいたノラの子は薄い青の瞳。近寄ることはできましたが隙はありません。視線の強さに、厳しい生活が垣間見えるような。自分もこんな目つきをしていないかしらと少し心配・・鈴をつけた子は黄色い瞳。おなかのお肉がたっぷりで動作もおっとりしていま…

欧州スケッチ紀行

気がつけば2008年もあとわずか。忙しさにかまけてすっかり更新を怠ってしまいました。お知らせが遅れてしまいましたが、なんと!グループ彩雲のメンバーでもある戸辺 功さんが本を発売しました!本のタイトルは「欧州スケッチ紀行」。おびには“さらなる豊穣…

野生の王国

子供の頃は「野生の王国」という素晴らしいテレビ番組がありました。その頃から生き物好きだったものの、ふれあう機会があるのは犬、猫、ザリガニ、金魚、虫・・。成長し、生活が忙しくなると動物番組さえ見ることが少なくなっていました。そんな私が上郷森…

リスが夢中その2

右側の木はどうやらカラスザンショウのようです。特徴のある葉は、30cm以上もある茎に向かい合って付き、茎ごと落ちてきます。もうだめになっていたのでのせませんでしたが、アゲハの蛹がついているものもありました。それもそのはず、この木はミカン科…

リスが夢中その1

森の家バーベキュー場近くでふと立ち止まると、ポリッポリッポリッという音とともに何かがぱらぱらと落ちてきました。見上げるとタイワンリス。体を丸めて食事に熱中しています。中央の見上げの樹木画像で左側の木が人気。実や葉が似ていますが幹が違う・・…

最終日

森の家本館へ向かう坂道で、黒い実がくっついた赤紫のサヤを発見しました。タンキリマメ、というその小さな実は色味の少なくなった森で輝いて見えました。2008年度教室最終回の今日、参加者はご覧のとおり男性が多め。熱心に黙々と筆を運んでいました。…

夕暮れ

月曜日、五十日のせいか道路が混んでいて少々疲れましたが、自然に囲まれた森の家に一歩入れば気分もスッキリ。皆さんも同じと見えて、制作している背中はリラックスしています。午後の部終了後、あまり寒くなかったので歩いてみました。ふと立ち止まるとい…

アイドル顔

タイワンリスは森の家近辺にたくさんいるようですが、気配はすれども姿は見えず・・野生のけもの、のんびり歩いてなどいません。それでも昼休み、軽く歩くコースの中にあるカエデの木はリスの通り道(木?)なのか必ずといっていいほど出会うことができます…

実もの

本格的な冬を目前にして虫や花を目にすることが少なくなってきました。そこで今の楽しみは実のなるもの。なんでも口に入れる時代もありましたが・・・経験済みの方も多いとは思いますが渋柿のようにひどい目にあうもの、経験したら大変、ドクウツギのように…

小さな決意

先日家族で近所の公園を歩いた時、偶然に菊花展を見ることができました。日程は他所よりかなり遅め、しかも最終日だったということもあり花は開ききっていましたが、立派に仕立てられた素晴らしい作品ばかり。会場には「育て方のコツ」なども貼ってあり長い…

嬉しい出会い

桜の木で、出会えました!大きさは翅をひろげた状態で9cmぐらい。体幹部はアンゴラウサギのようにふわふわとして丸みがあります。思わず手を触れたくなりましたがそこはガマン。じっくり観察することで満足しました。美しい・・翅にある丸いところは薄くて…

周辺の秋

12月最初の教室は、お昼過ぎから本格的な雨という予報のためか午前中に多くのメンバーが集まりました。制作している間にも木々の葉っぱはバサバサと散っていきます。外はなまあたたかい風が吹き荒れ、嵐の予感・・秋のさいごを撮影しておかなければ!カメラ…

高い空

9月頃家族で訪れ、大好きになった大庭城址公園に再び行ってみました。期待通り今は紅葉が見頃で、もみじはもちろんメタセコイアやニシキギなどが美しく色づいていました。見れば見るほど手入れが行き届いていて、ゴミは皆無。雑草と呼ばれる類の植物が遠慮し…

越冬準備

今年は大して薬を散布しなかったので、背丈ほどの金柑の木にはさまざまな生き物が訪れました。アリ、カメムシ、アブラムシはもちろん、アゲハチョウなど柑橘類が好きな蝶の幼虫もいて、成長を楽しみにしていました。ところが10月末に大きなカマキリが現れた…

大菊の3本仕立て

物心ついた頃にはすでに、父は菊の栽培に取り組んでいました。秋、花開いた大菊が日を追うごとに色や形を変化させていくさまを見るのは楽しく、その姿に毎年感心したものです。花が終わると湯がいて食べ、春に出た新芽を挿し芽とし、品種は受け継がれてきま…

アケビの味

数日前、残っていたアケビを収穫しました。やはり袋がけをしていたものの方がカメムシ、アブラムシの被害も少なく、陶磁器のような肌合いをしています。なんともいえない紫の数々・・何度か作品にしていますが、なかなかこのなめらかな手ざわりと美しさを表…

「森のなかま展」その2

11月1日より始まり、現在も上郷森の家本館ロビーで開催中の「森のなかま展」。森の家絵画教室の皆さんの作品が順次展示されています。今年のトリは源 由紀子先生クラスの「彩人(さいと)」の皆さんです。明るく華やかな作品が勢ぞろい!1点1点心のこもっ…

「森のなかま展」その1

今日は教室が始まる前に、11日からつづいてきた展示「森のなかま展」の搬出をしました。皆さん慣れたもので箱に手早く作品をおさめ紐がけしていきます。作業は20分ほどで終了し、ほとんどの方は秋の光あふれるアトリエにもどって制作をしました。われわれ“グ…

捕食者たち

秋の終わりを感じさせる冷え込みです。あまり見かけなくなった虫たち。捕食者のカマキリもクモも、獲物を捕らえるのに苦労していることでしょう。カマキリは見ていて楽しいので撮影することが多いのですが、クモの写真はあまりありません。思えば子供の頃、…

和みます

駅に急いでいるときも ただ散歩をするときも。 いつも目で猫を探しています。 心地よい場所でのんびりしていたり 凛とこちらを見つめていたり 耳だけこちらに向けていたり 一心不乱で毛繕いをしていたり。 そんな姿に出会うたび笑顔になれます。

深まる秋

制作日和の金曜日教室。気持ちよく筆が進むなか、SさんがF8号の日本画作品を完成させました。いきいきとしたタッチと岩絵の具の粒子の使い分けで、有名なトラファルガー海戦の迫力ある場面を創り上げました。後日HP「上郷の森 日本画教室」の“作品集”に…

森のなかま展の展示

月曜日は有志で『森のなかま展』の展示をしました。われわれ及川教室のグループ彩雲は、今年度は新恵先生クラスの東風会に続き2番手です。展示会場の上郷森の家本館ロビーには自然光が降りそそぎ、ご覧のようなさわやかさ。フロントから温水プールに向かう通…

大物との出会い

子供のころから馴染んだ田んぼ脇の道を歩きながら、用水路にザリガニがいないかな~と観察していました。しゃがみこんだその場所になんとヘビが!とぐろを巻いていますがかなり大きいのがわかります。1.5mほどあるのではないでしょうか。目は輝いていますが…

雨のち晴れ

朝は冷たい小雨が降りましたが昼前には雲ひとつない晴天!立冬とはにわかに信じがたいほどすごしやすい午後となりました。久しぶりの教室でしたが、皆さんは芸術の秋にふさわしく意欲作に取り組んでいました。 お昼に歩いた森には少し前まであんなにいた蝶も…

実りの秋

今年はたいして手をかけられずイラガやアケビコノハの発生に悩まされましたが、それにもかかわらずたっぷりアケビが実ってくれました。10月末が食べ頃でしたが、まだまだ楽しめます!袋がけしたものはやはり実の表面が滑らかで、このようになんともいえない…

絵まるじょん展

彩雲メンバーのSさんが出品しているグループ展が始まりました。グループ絵まるじょん、第4回目の作品展名は『いろいろな色』。前回も拝見しましたが表現方法は油絵、日本画、パステル、立体とバラエティーに富んでいて見ごたえがあります。お近くのかたは…

みどり

毎回、交通量の多い環状4号線から森の家に入るとほっとします。豊かな緑の美しさと香りにどれだけ癒されているか・・手が入りすぎていない森は森林浴にぴったり。木漏れ日の中をゆっくり歩けば心も体も軽くなります。この季節、昼前なのにアトリエの窓から差…

実りの森

今日も制作にはもってこいの秋晴れです!9月の作品展後、皆さんそれぞれに新しい作品に取り組んでいます。まだイメージがわかない方は外に出て落ち葉を描いたり瞑想?したり・・静かな森でタイワンリスだけがせわしく鳴き交わしていました。午前中はMさんが…

秋ひとこま

キンモクセイの花盛りは過ぎましたが風がふくたび落ちる花もきれいですね。これからは実ものが美しい季節。2~3個のアケビが早くも熟してぱっくり口を開けました。