新作完成
画像は午後の日本画制作風景。作品展に向け気合が入ります。午前中は気持ちよく晴れたので、作品の撮影ができました。先日お知らせした、堂々たる焼岳と大正池を描いたTさんの日本画作品。晩秋のしっとりとした空気感、やわらかい山肌、深い味わいなどはこつこつ時間をかけて岩絵具をぬり重ねた結果です。実際のF10号よりも絵が大きく見える、おおらかな作品となりました。
ずっと水彩画を描き続けてきたUさんはF6号2点。にじみ、ため、ぼかしを駆使し、時には絵具をあらったりと透明水彩のよさを引き出して、陽射しの強さを感じさせる江ノ島でのひとこまと、薔薇にかこまれたうっとりとするような窓辺を描きました。いずれもUさんらしい優しさがあふれる素敵な作品です。これら3点をHP「上郷の森 日本画教室」の“作品集”に掲載いたしましたのでぜひご覧ください。作者ごと、作品は制作順に並んでいます。
教室開始前に、久しぶりに池にいってみました。緑はより深く、トンボや蝶が増え、聞きなれない虫の声がしていました。確実に季節は進んでいます。ヘビと毛虫に注意しつつカエル池に近づいて見ると・・おたまじゃくしに混じり赤ちゃんガエルたちが懸命に泳いでいました。指を差し出したらよちよち乗ってきてくれました。どうです?この2頭身!あまりのかわいさに何もかも忘れてしまいそうです。
近くには「ドクウツギに注意」の紙がありました。なるほど、目立つ赤い実はとりやすい高さにあって手を出したくなります。食べたら命にかかわることがあるそうなので要注意です。