教室・自然いろいろブログ2007-2009

グループ彩雲の活動記録と自然観察ブログ

イラガ

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かなり前に袋がけしたアケビの実は、どのくらい大きくなったかな?と家の周りをぶらぶらしてみました。東、南、西側のフェンスなどにからませてあるアケビは、甘い果肉はもちろん、新芽をおひたしにしたり、実の皮を味噌油炒めにしたりと苦さも楽しめる春秋おいしい果実です。もちろんなんともいえない色合いの実は大好きなモチーフ!袋がけをするとカメムシの食害からある程度守れるのでここ一ヶ月すっかり油断していました。たまたま下に落ちている、大きめの黒ゴマのようなフンに気づきアケビを観察してみると・・・ひゃーいるいる!コロコロ太った2.5cmほどのイラガの幼虫がうじゃうじゃと・・始めはこの幼虫、若草色できれいだな~と観察していましたが、このままだとご近所迷惑になることに気がつき、お引取り願う事にしました。袋とピンセットを片手に、生き物好きの母を誘い出し(きれいな蛾の幼虫がいるよ、と言ったら飛んできました)二人で採集すること20分。途中有名な痛い毒針に触れてしまいビックリ!話は本当でした。すぐに外の水道の、熱いお湯のような水で洗い流し、虫刺されを塗ったら痛みは治まりましたが・・軽く100匹ぐらい集めたところで休憩。その後また見直して70匹ほど。まだいるかもしれません。これからは素手で草むしりは絶対にやめよう、と心に誓ったのでした。下の画像は甘い香りで癒される金柑の花。蜂たちがいそがしく蜜を集めていました。