教室・自然いろいろブログ2007-2009

グループ彩雲の活動記録と自然観察ブログ

春を探して

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昨年行ってまた来たい!とその場で思った南伊豆の爪木崎。
今年は母姉と1月29~31日に行ってきました。
自家用車での気楽旅(私は助手席)、一日目は爪木崎の前に熱海、白浜に立ち寄る予定を立てました。

この花は熱海桜。東伊豆で有名な河津桜の青みがかった濃い桃色とは違い、この桜の花びらは薄桃色。遠くから赤く見えるのはガクの色、とても華やかな桜でした。
途中足湯につかりつつ次に降りたのは板戸港。アロエまつりのはずですが誰もいず・・そこには素敵な岩場が広がっていました。
ほぼ干潮の時間だったのでアロエもそこそこに潮溜まりへ急ぎ、カニやナマコを触ったりして初磯遊びを楽しみました。
爪木崎の水仙は盛りを過ぎたとはいえ、景色の美しさに感激!強風に水仙の香りがうずをまいているようでした。
ところが夜、家族に何が印象に残った?と聞いたら「カニを捕ったこと」。爪木崎は寒すぎたようです。

似てる?

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まぶしいのかいつもこちらに背中を向けている猫。
左側の首の後ろを温めているかと思えば、いつの間にか右わき腹を温めていたり。今までどうしても顔を見ることができませんでした。
それがこの時はこちらを一瞥。
不敵な面構えは、先日テレビでよく目にしたせいか朝青龍似に見えたのでした。

冬越し

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森の家周辺を歩いていて1枚目の画像のような木くずが落ちているのを目にしました。
上を見上げると・・タイワンリスがわき目もふらず食事中。あわれこの木は樹皮をかじられ白い肌がでてしまっていました。
木の実が見当たらなくなる真冬、どの部分を食べているのかわかりませんがこのように飢えをしのいでいるようです。
リスにとってどの木でもいいわけではないようで、カエデ類やカラスザンショウのようなミカン科の樹木がねらわれているようです。

寒さや乾燥や害虫から樹木を守る表皮を剥かれてしまっては・・広く被害にあった樹木は立ち枯れていくでしょう。
3枚目にある塊はおそらくリスの巣。係の方によって撤去も検討されているようですが、効果はいかほど?
植生被害が広がれば、丹沢の鹿のように駆除されてしまう日がくるのでしょうか。

春を待つ

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ミモザの蕾がだいぶふくらみました。

カマキリの卵塊にたくさん息づいているはずのカマキリの赤ちゃんは、どのようにして外の世界へ出る日を知るのでしょう?

森の家は2月6日まで休館日なので教室もお休み。この間、伊豆方面へ春を探しに行こうと予定を立てています。

かわいい新作完成

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1月最後の教室の今日、またまた新作が完成しました。
楽しい舞台設定で夢いっぱい!Nさんが生まれたてのお孫さんを愛情込めて描きました。何度見てもほほ笑んでしまう素敵な今作は見ごたえがあるF10号の日本画です。
HP「上郷の森 日本画教室」の“作品集”に掲載しましたのでぜひご覧下さい。

今の森の家ではちょっと歩くとタイワンリスコジュケイとはちあわせするので驚きます。
2枚目の画像、動きが早すぎてよく写っていませんがどこかにリスがいます。

新作2作!

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今日はお二人がそれぞれ1点ずつ日本画を完成させました。
朝日のあたる冬の漁港を描いたIさんの作品は、鉛筆デッサンの段階から力強さがあふれていました。岩絵の具を重ねるにしたがって厚みとともに迫力が増し、光と活気に満ちた情景が創りあげられました。ぜひじっくり味わっていただきたい作品です。
もう1点は女性のIさんが画面いっぱいにアネモネの花を描きました。かわいいものがお好きなIさんらしいカラフルなモチーフの今作も、見ている人を明るい気持ちにさせるパワーがあります。
2作ともHP「上郷の森 日本画教室」の“作品集”にNEW!の文字とともに掲載しましたのでぜひご覧下さい。


教室が終了した3時30分、外に出てみると明日大寒とは思えないほど春めいていました。このまま車に乗ってしまうのはおしい、とホタルの池へ行ってみました。
気の早いヒキガエルやアカガエルが産卵に来ているかもしれない、という淡い期待はやはり外れ、ただ静かな水面があるだけでした。
日の落ちかかった森はタイワンリスや鳥たちの楽園。薄暗くなったミズキの道の急な下り階段は恐ろしく、転がるように降りたので膝がわらってしまいました。

コジュケイの親子

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朝、ひと気のない森の家駐車場に車を止めると、前方にもそもそ動くものが見えました。
先日譲ってもらった双眼鏡をよりによって忘れてきたので、気づかれるだろうな~と思いつつそろそろと接近・・。
それはコジュケイの親子でした!この画像ではわかりにくいですが赤茶色と藍群青色が美しい、鳩をふた周り太らせたようなキジ科の鳥です。
「チョットコイ チョットコイ」という高らかな鳴き声を聞くことはあっても姿を見ることはまれ。新年早々ラッキーです!

今日の教室は午前中がにぎわいました。久々にお会いできた方もいて、変わらない元気な笑顔にほっとします。
そんななか午後、OさんがP20号の力作を完成させました。
旅先でスケッチした“アドリア海の真珠”クロアチア世界遺産、ドブロヴニクの旧市街と紺青の海を描いた日本画は、ゆったりとした構図の中にきっちりと描き込んだところ、おおらかに表現したところが混在して見ごたえ充分。高価な天然群青を用いた海が輝いています。
HP「上郷の森 日本画教室」の中の「作品集」に掲載しましたのでぜひご覧下さい!