激写!ヤマアカガエルの春
2月中旬とは思えないほどの暖かさでしたね!ノースリーブに半ズボンという夏姿の子供達もいました。
これでは“啓蟄”を前に眠っていた生き物が目覚めるかもしれない、と数日前ヤマアカガエル(おそらく)の卵を見かけた場所へいそいそと出かけました。
すると・・幸運なことに成体のヤマアカガエルに出会うことができたのです!そのうえ産卵をじっくり観察することができました。
あまり日中には見られないはずですが、今日の暖かさのためか多くのヤマアカガエルが池の底に折り重なっていわゆる蛙合戦。この時圧死するものが出るそうですが、確かに激しい争いでした。
下になっているメスが大きく、8cm超えの大物もいます。
カエルだらけの池はたにしゃがみ、心地いい鳴き声を聞いていたら、何故だか力が湧いてきました。
春一番
森の家にも彩りがもどってきました。
梅は五分咲き、ビオラもこんなにいきいきしています。
今日のものすごい強風は“春一番”だったそう。花粉症(私も頭がズキズキしました)にはつらいですが春到来はやっぱり嬉しい!スキップしたくなります。
教室ではまた新作が完成しました。
甘く切ない雰囲気の少女像を描いたSさんの4枚組日本画作品はシリーズ第2弾。描くところと力をぬいたところのリズムが絶妙で、Sさんならではのバランス感覚です。それぞれの雰囲気にぴったり合った額におさめました。
Hさんは午前午後をとおして水彩画を完成させました。リンゴを描いた今作は、時間をかけ描き込むごとに深みが増し、重量感もでてきました。
2作品ともHP「森の日本画教室」の“作品集”に掲載しましたのでぜひご覧下さい。
教室も春
休み明け初日、久しぶりの森の家です。
新作にとりかかっている方が多く、黙々とデッサン、骨描き、下地作りに取り組んでいました。
嬉しかったのは、けがでお休みされていたHさんが笑顔で復帰されたこと、それに新しくSさんが仲間入りされたことです。
教室にひと足早く春風が・・活気が増してきました。
今年早々から気になっていた、ヤマアカガエルの産卵。
森の家休館で教室をお休みしていた間に始まったのでは、と昨年も見られた池に行ってみました。
するとご覧のとおり。わかりにくいかもしれませんが、もこもこした丸い塊が産み付けられた卵、両手のひらで抱えきれないようなボリュームです。卵黄はまだ丸いままで変化は見られませんでした。
ああ、楽しい季節が始まりました!