教室・自然いろいろブログ2007-2009

グループ彩雲の活動記録と自然観察ブログ

日記

春を待つ

ミモザの蕾がだいぶふくらみました。カマキリの卵塊にたくさん息づいているはずのカマキリの赤ちゃんは、どのようにして外の世界へ出る日を知るのでしょう?森の家は2月6日まで休館日なので教室もお休み。この間、伊豆方面へ春を探しに行こうと予定を立て…

かわいい新作完成

1月最後の教室の今日、またまた新作が完成しました。楽しい舞台設定で夢いっぱい!Nさんが生まれたてのお孫さんを愛情込めて描きました。何度見てもほほ笑んでしまう素敵な今作は見ごたえがあるF10号の日本画です。HP「上郷の森 日本画教室」の“作品集…

新作2作!

今日はお二人がそれぞれ1点ずつ日本画を完成させました。朝日のあたる冬の漁港を描いたIさんの作品は、鉛筆デッサンの段階から力強さがあふれていました。岩絵の具を重ねるにしたがって厚みとともに迫力が増し、光と活気に満ちた情景が創りあげられました。…

コジュケイの親子

朝、ひと気のない森の家駐車場に車を止めると、前方にもそもそ動くものが見えました。先日譲ってもらった双眼鏡をよりによって忘れてきたので、気づかれるだろうな~と思いつつそろそろと接近・・。それはコジュケイの親子でした!この画像ではわかりにくい…

平和な顔

ここ数日の寒さのせいか愛車の調子が急に悪くなりました。ウインカーやハザードなどがつかないのです。これはコワイ!ということで近くのスタンドに点検をお願いしました。その結果・・原因は分からずじまいな上にバッテリー交換やオイル交換その他で思わぬ…

無心

日曜のミニ動物園は親子連れでにぎやか。そんななか、陽だまりの中のハイラックスはいつにもまして優しい表情。孔雀もマガモも澄んだ瞳をしています。つい見つめてしまうのは会話ができそうな気がするから。無心がうつるのでしょうか。おだやかな心持ちにな…

新年初回

今日は2009年始まってはじめての教室。それなのにみぞれまじりの悪天候、寒すぎます・・カイロを背中に貼って森の家に行きました。 2週間ぶりにお会いした皆さんは相変わらず元気ハツラツ、楽しそうに描き進めていきます。すばらしいスタートです。2009年、…

虹色の鳥

このきらびやかな鳥はギンケイというそうでキジの仲間。絵の具箱からとりだしたようなはっきりとした色合い、どこをとってもためいきのでる美しさです。ズーラシアにもいるそうですが、ここ相模原麻溝公園は近くで観察することができるのでおすすめ。いつも…

こころはればれ

昨年末から晴天続き。家の中にいるより、日にあたる方がずっとあたたかく感じるので毎日外出しています。ぬけるような青い空に白い雲!こんな日は夕焼けも期待通りです。

2009年!

新たな年が始まりました。森の家絵画教室が始まって4月で9年目、Sさんから引き継いだこのHP「上郷の森 日本画教室」は9月で3年目となります。ますます元気にがんばりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。一年の計は元旦にあり!ひとまず健康…

大晦日も散歩

2008年最後の今日も晴天!掃除もそこそこにやっぱり散歩です。近くの川を通りかかるとやけに生き物が集まっているコーナーがありました。手前からアオサギ、マガモ、コサギ、カワウ、川のなかではミシシッピーアカミミガメと鯉が泳いでいます。この場にカモ…

小春日和

森の中にいたノラの子は薄い青の瞳。近寄ることはできましたが隙はありません。視線の強さに、厳しい生活が垣間見えるような。自分もこんな目つきをしていないかしらと少し心配・・鈴をつけた子は黄色い瞳。おなかのお肉がたっぷりで動作もおっとりしていま…

欧州スケッチ紀行

気がつけば2008年もあとわずか。忙しさにかまけてすっかり更新を怠ってしまいました。お知らせが遅れてしまいましたが、なんと!グループ彩雲のメンバーでもある戸辺 功さんが本を発売しました!本のタイトルは「欧州スケッチ紀行」。おびには“さらなる豊穣…

野生の王国

子供の頃は「野生の王国」という素晴らしいテレビ番組がありました。その頃から生き物好きだったものの、ふれあう機会があるのは犬、猫、ザリガニ、金魚、虫・・。成長し、生活が忙しくなると動物番組さえ見ることが少なくなっていました。そんな私が上郷森…

リスが夢中その1

森の家バーベキュー場近くでふと立ち止まると、ポリッポリッポリッという音とともに何かがぱらぱらと落ちてきました。見上げるとタイワンリス。体を丸めて食事に熱中しています。中央の見上げの樹木画像で左側の木が人気。実や葉が似ていますが幹が違う・・…

リスが夢中その2

右側の木はどうやらカラスザンショウのようです。特徴のある葉は、30cm以上もある茎に向かい合って付き、茎ごと落ちてきます。もうだめになっていたのでのせませんでしたが、アゲハの蛹がついているものもありました。それもそのはず、この木はミカン科…

最終日

森の家本館へ向かう坂道で、黒い実がくっついた赤紫のサヤを発見しました。タンキリマメ、というその小さな実は色味の少なくなった森で輝いて見えました。2008年度教室最終回の今日、参加者はご覧のとおり男性が多め。熱心に黙々と筆を運んでいました。…

夕暮れ

月曜日、五十日のせいか道路が混んでいて少々疲れましたが、自然に囲まれた森の家に一歩入れば気分もスッキリ。皆さんも同じと見えて、制作している背中はリラックスしています。午後の部終了後、あまり寒くなかったので歩いてみました。ふと立ち止まるとい…

アイドル顔

タイワンリスは森の家近辺にたくさんいるようですが、気配はすれども姿は見えず・・野生のけもの、のんびり歩いてなどいません。それでも昼休み、軽く歩くコースの中にあるカエデの木はリスの通り道(木?)なのか必ずといっていいほど出会うことができます…

実もの

本格的な冬を目前にして虫や花を目にすることが少なくなってきました。そこで今の楽しみは実のなるもの。なんでも口に入れる時代もありましたが・・・経験済みの方も多いとは思いますが渋柿のようにひどい目にあうもの、経験したら大変、ドクウツギのように…

小さな決意

先日家族で近所の公園を歩いた時、偶然に菊花展を見ることができました。日程は他所よりかなり遅め、しかも最終日だったということもあり花は開ききっていましたが、立派に仕立てられた素晴らしい作品ばかり。会場には「育て方のコツ」なども貼ってあり長い…

嬉しい出会い

桜の木で、出会えました!大きさは翅をひろげた状態で9cmぐらい。体幹部はアンゴラウサギのようにふわふわとして丸みがあります。思わず手を触れたくなりましたがそこはガマン。じっくり観察することで満足しました。美しい・・翅にある丸いところは薄くて…

周辺の秋

12月最初の教室は、お昼過ぎから本格的な雨という予報のためか午前中に多くのメンバーが集まりました。制作している間にも木々の葉っぱはバサバサと散っていきます。外はなまあたたかい風が吹き荒れ、嵐の予感・・秋のさいごを撮影しておかなければ!カメラ…

高い空

9月頃家族で訪れ、大好きになった大庭城址公園に再び行ってみました。期待通り今は紅葉が見頃で、もみじはもちろんメタセコイアやニシキギなどが美しく色づいていました。見れば見るほど手入れが行き届いていて、ゴミは皆無。雑草と呼ばれる類の植物が遠慮し…

越冬準備

今年は大して薬を散布しなかったので、背丈ほどの金柑の木にはさまざまな生き物が訪れました。アリ、カメムシ、アブラムシはもちろん、アゲハチョウなど柑橘類が好きな蝶の幼虫もいて、成長を楽しみにしていました。ところが10月末に大きなカマキリが現れた…

大菊の3本仕立て

物心ついた頃にはすでに、父は菊の栽培に取り組んでいました。秋、花開いた大菊が日を追うごとに色や形を変化させていくさまを見るのは楽しく、その姿に毎年感心したものです。花が終わると湯がいて食べ、春に出た新芽を挿し芽とし、品種は受け継がれてきま…

アケビの味

数日前、残っていたアケビを収穫しました。やはり袋がけをしていたものの方がカメムシ、アブラムシの被害も少なく、陶磁器のような肌合いをしています。なんともいえない紫の数々・・何度か作品にしていますが、なかなかこのなめらかな手ざわりと美しさを表…

「森のなかま展」その1

今日は教室が始まる前に、11日からつづいてきた展示「森のなかま展」の搬出をしました。皆さん慣れたもので箱に手早く作品をおさめ紐がけしていきます。作業は20分ほどで終了し、ほとんどの方は秋の光あふれるアトリエにもどって制作をしました。われわれ“グ…

「森のなかま展」その2

11月1日より始まり、現在も上郷森の家本館ロビーで開催中の「森のなかま展」。森の家絵画教室の皆さんの作品が順次展示されています。今年のトリは源 由紀子先生クラスの「彩人(さいと)」の皆さんです。明るく華やかな作品が勢ぞろい!1点1点心のこもっ…

捕食者たち

秋の終わりを感じさせる冷え込みです。あまり見かけなくなった虫たち。捕食者のカマキリもクモも、獲物を捕らえるのに苦労していることでしょう。カマキリは見ていて楽しいので撮影することが多いのですが、クモの写真はあまりありません。思えば子供の頃、…